口から健康をプロデュースする歯科衛生士・歯科コンサルタント 壱原裕子のブログ

自分の医院の物販の問題点を見つける方法3つ

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壱原裕子 歯科衛生士歴18年、歯科コンサルタント、歯科カウンセラー、ライフスタイルコーディネーター。 一生、笑って、美味しく食べられる、健康寿命を延ばす!!をモットーに患者さんと歯科医院のお手伝いをしています。
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「なんでうちは物販の数字が低いんだ?」

「ハブラシも売れていない訳じゃないのに…。」

今回はそれぞれの医院でなんで物販が売れないのか?を簡単に検証できる方法4つ

  • 1.空間
  • 2.順序
  • 3.属性
  • 4.スタッフ

をお伝えしていきます。

1.空間

歯科医院でまず入ってくる場所は「待合室」です。

レイアウトはどうなっているでしょうか?

患者さんが自ら歯科医院でモノを買うとなると、商品が目に入る場所にないといけません。

患者さんが来院した際に、目に入る頻度をスタッフ全員で考えてみる方法です。

ご自身が美容院や接骨院など、サービスを受ける場所に行った時はどのようなレイアウトになっていますか?

この方法で検証すると、意外と患者さんの目線に入る場所にモノが置いていなかった場合が多くありました。

これと同じ方法で、販売するモノの位置も決めることができます。

2.順序

バリューチェーンのように連鎖して考える方法です。

患者さんが歯科医院でモノを買う時に、どの順番で購入しているかを考えます。

ある日の例を抜き出して考えてもいいですし、ある特定の商品を購入した人でも良いです。

歯科医院ごとの傾向が出てくるので、そこを分析します。

3.属性ごとの数値

2の順序と合わせて行うとより正確に、歯科医院の傾向が出るのでオススメです。

ハブラシを買った人はその他のものを買う確率はどれくらいか?などみていく方法です。

ここでは少し物販のデータが必要になってくるので、データはとっておいたほうが絶対に良いですし、レセコンで会計をしていれば自動で項目ごとにデータを出してくれる機能があります。

調べてみてください。

4.スタッフ

スタッフごとに物販の売上がどれくらいあるのか確かめます。

みな一応に売上が低いのであれば、根本的にシステムに問題があるので、併せてメンテ患者の推移も確認してみてください。

個人差がかなりある場合も注意が必要です。

能力に関係なく、同じようにモノが売れる物販のシステムが出来上がっていないということです。

歯科医院での物販にセールス能力はあまり関係ないので、システムの問題が大半です。

上の3つの方法を確認しながら、見直してみてください。

まとめ

今回は歯科医院の物販セルフチェック方法をお伝えしました。

  • 1.空間
  • 2.順序
  • 3.属性
  • 4.スタッフ

この4点を調べてみると問題点を見つけることができると思います。

参考にして、月の物販の売上100万円以上をめざしましょう。

が、スタッフに「がむしゃらに売れ」という事だけ伝えてもスタッフからも、患者さんからも不審に思われるだけです。

歯科医院でモノを売るというのはなぜか?という事を今一度考えてみてください。

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