歯科医院の物販が必ず急増するパック売りの方法
歯科医院での物販で「パック売り」という方法を考えたことがありますか?
私のコンサルしている医院では、今まで数万円だった売上が一気に100万円を越しました。(DH常勤3人+非常勤2人)
今回はその方法を4つに分けて簡単にご説明します。
- 1.パック売りとは?
- 2.リスクを分ける
- 3.商品を決める
- 4.一番の目的は?
1.パック売りとは?
その名の通り、患者さんに必要な商品をパックにして売る方法です。
あらかじめ販売するものを決めて、歯科医院全体で協力して販売します。
良い点
- 何を売るか明確なので、迷う必要もない
- 決まった商品の知識を歯科医院全体で共有するので、スタッフなら誰でも売れる
- 売上に個人差が出にくい
- 在庫を抱えなくてすむ
- 患者も迷わなくて済む
悪い点
- パック売りの商品を売るためのシステムを作らなければならない
- スタッフ全員で知識を共有する必要がある
- 個人で自由に好きなものを売れない
- こだわりの強い患者さんに合わせることが難しい
システムを作るのが大変な点がネックになってくると思います。
2.リスクを分ける
パック売りはそれぞれの病院でパック編成を決めて頂きます。
簡単に分けるのであれば、虫歯パック、歯周病パックなどになると思います。
その時に「歯科医院で処方する」という点に重きを置いて作ったほうが、患者さんも納得して買ってくれます。(ここが歯科医院の物販では一番大事)
唾液検査を導入している歯科医院であれば、リスクに応じた分類ができると思います。
検査データを説明する際に、一緒にハブラシと歯磨き粉などを一緒に処方してしまう方法がオススメです。
3.商品を決める
ここで結構もめる病院が多いのです。
こだわりが強い衛生士さんが複数いると難航します。
が、同じような機能のものはいくつも必要ないので、成分や、効能などを比べて商品を決めていきましょう。
現在販売している商品の精査にもなるので、在庫を減らす良い機会になります。
この時価格も重要になってきます。
地域性なども考慮して、1パックどれくらいの金額になるかを考慮してください。
4、歯科医院でモノを売ることの一番の目的は?
物販を上げて売上をあげる、安定した売上を確保する。
これは本末転倒です。
確かに、月数万円だったものが100万円以上になるのはとても魅力的です。
が、そのモノを買ってくれる患者さんは歯科医院にメンテナンスや、治療に来ている方がほとんどだと思います。
順番としては
このようになるかと思います。
歯科医院でモノを売るというのは「信頼関係」をより強固にする、繋がりを切れないようにする位置づけだと思っています。
また、物販でメンテナンスを漏れを防ぐ方法もあります。
パック売りのシステムができあがった医院から、メンテナンスの漏れを防ぐための売り方を教えています。
リコール率30%の医院が50%以上になる簡単な方法です。
興味がある方はお問合せください。
まとめ
今回は物販の売上がすぐに急上昇する「パック売り」についてお伝えしました。
- 1.パック売りとは?
- 2.リスクを分ける
- 3.商品を決める
- 4.一番の目的は?
この4つの点を考えてご自身の医院オリジナルの「スターターパック」を作ってみてください。
「パック売り」はメンテナンス患者の漏れを防ぐにもとても役にたちます。
その活用方法は「パック売り」が順調に周りだしてからお伝えしています。
興味がある方は、お手伝いしますので、ご相談ください。