口から健康をプロデュースする歯科衛生士・歯科コンサルタント 壱原裕子のブログ

「小児性愛」という病という本は日本という男尊女卑社会を読み解くヒントをくれた

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壱原裕子 歯科衛生士歴18年、歯科コンサルタント、歯科カウンセラー、ライフスタイルコーディネーター。 一生、笑って、美味しく食べられる、健康寿命を延ばす!!をモットーに患者さんと歯科医院のお手伝いをしています。
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今回の本 オススメ度☆5

「小児性愛」という病  ―それは愛ではない

「小児性愛」という病 ―それは愛ではないposted with amazlet at 20.02.05斉藤 章佳
ブックマン社 (2019-11-20)
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この本に流れつくには、私が映画とテレビアニメを鑑賞し、漫画を読んだ

「メイドインアビス」という所からはじまる。

少し理解を深めたいと思った。

何がきっかけでその本を取るかは分からないものだと思う。

本の内容

著者は精神保健福祉士 斎藤章佳先生。

京都豊島区にある、榎本クリニックで性犯罪者の出所後のSAGという治療プログラムを行われている。

盗撮、痴漢、万引などの犯罪、あるいはアルコールに依存している人は皆「認知のゆがみ」を持っています。認知のゆがみとは自分の行為を正当化するということ。

中日新聞WEB あの人にせまる

中日新聞WEB あの人にせまる

にインタビュー記事があるので、参考にしてください。

今回の著書では小児性愛障害、ペドフィリアについて、依存症としての病気の説明、治療、再犯防止への取り組み、また、その病気を生み出してしまう、社会的背景などが素人でもわかりやすく書いてある。

同著書に 「男が痴漢になる理由」「万引き依存症」 があるが、どちらも大変興味深い。

感想

男尊女卑の文化が男性を生きづらくしていると感じた。

本来ならば、男尊女卑という文化は女性が虐げらるイメージだが、現在の日本においては文化だけが残り、考え方は残っていないと感じる。

男尊女卑文化を崇拝する事が世の中が許さないのだ。

女の私からすると、ありがたい事ではあるが、文化は残っているので、極端に平等になっているとも思わない。

そして、女性も権利を主張しすぎる体があるのを見るのは、同じ女としては見苦しく思うこともある。

多分、自意識過剰な所もあると思っている。

男がおっぱいを見るのは、本能だと思う。

それを「コトバ」や「行動」の暴力にするかどうかの問題。

そのあたりについても、この本は解説してくれていると思う。

男尊女卑の世界で、実は生きていくのが難しいと感じている、男性にとっても、心が軽くなる一冊だと思う。

マジでオススメ。

後半からのラストスパートがヤバい。

前半をがんばって読むと、第八章で途端に色々と納得できる。

ただ、犯罪の話も詳しく書かれている部分もあるので、そういうのがダメな人にはオススメしない。

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