行動分析学入門勉強会 第2章 好子出現による強化 2020,2,27
勉強会で重要だと思われる箇所と、教科書の中のテストに出る太字をまとめました。
大文字、太字は教科書の中の太字部分なので、重要部分。
今回からテストの出題される部分が事前に告知されているので、テスト部分はテストと書きます。
第2章 好子出現による強化
概念:ベースライン
- 行動を
- 実験的介入なしに測定すること
- 実験期間のこと
テスト 原理:好子出現による効果
- 行動の直後に
- 好子が出現したり
- 好子が増加する
- という経験をすると
- その行動は将来起こりやすくなる
指針:60秒ルール
直後とは60秒以内のことである
直後であればある程、良い
テスト 概念:行動随伴性
- ある条件の下で
- ある行動をすると
- ある環境の変化が起こる
- という、行動と環境との関係
この時、60秒ルールを守る
(もっと時間が経過してからのものは、ルール支配行動)
行動随伴性ダイアグラム
- 行動随伴性を図示したもので
- 行動と環境との関係を分析する道具として使われる
- 基本的には、直前条件・行動・直後条件の3つの要素で表現できるが
- 他にもさまざまな環境要因を盛り込むことができる
「やるのが当たり前」という考え方はおやめなさい
スキナー箱の実験
✖︎「レバーを押すと水がもらえると思ったので、ネズミはレバーを押した。」
○「以前、ネズミがレバーを押すと、水が一滴与えられたので、ネズミはレバーを押すのである。」
行動分析学禁句集
言語レパートリーのない相手の行動に関して、言ってはいけないこと
- 期待して
- 知っているから
- 思ったから
- 分かったから
- 〜するために
- 〜と〜をむすびつけたから
言語レパートリーのある相手の行動に関しても、言ってはいけないこと
- 〜したいから
- 〜という欲求があるから
頭の中は見えないので、できるだけ、目で見える事、観察できる事だけで判断する
「目で見てわかる」が重要
行動を増やす原理=強化
指針:強化の対象
強化するのは人ではなく、行動にある
三項随伴性と行動随伴性の関係
行動随伴性ダイアグラム
直前→行動→直後
三項随伴性
分別刺激→行動→結果
お互いがクロスしているような関係で、行動随伴性の行動の部分に三項随伴性がオプションとして入る感じ。
必ずしも、行動随伴性の考え方の場合はこの分別刺激を必要としない。
この行動随伴性という考え方はこの本の中での考え方。
好子=刺激、出来事、条件
強化=好子の出現および その結果としての行動の変化
雑談
行動療法(SR)刺激、反応
認知行動療法(SOR)刺激、認知、反応
「この場合はどのような言葉使いをするのが正解か?」
↓
概念を理解することができる
感想
その時にどのパートで考えると良いのか?
使いわけるようにならないといけないと思う。
宿題
3章を読んでくる。