口から健康をプロデュースする歯科衛生士・歯科コンサルタント 壱原裕子のブログ

歯科治療にも分野が分かれているって知っていた?一般歯科と口腔外科は全く別?知っておきたいポイント5つ

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壱原裕子 歯科衛生士歴18年、歯科コンサルタント、歯科カウンセラー、ライフスタイルコーディネーター。 一生、笑って、美味しく食べられる、健康寿命を延ばす!!をモットーに患者さんと歯科医院のお手伝いをしています。
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歯科医院でみかける「一般歯科」「小児歯科」「矯正歯科」などの看板の文字。

何気なく見ていると思いますが、ここでその病院の得意、不得意がわかります。

そして、最近では、国で掲げても良いという決まりになっている、標ぼう以外の専門の歯科医院があるのをご存じでしょうか?

今日はそんな歯科の診療科目についてお伝えします。

知っておきたいポイントは5つです。

  • 1.歯科医院の標ぼうって何?
  • 2.歯科医療にもお医者さんのように内科、外科、耳鼻科などのように詳細に分かれている
  • 3.先生の大学と、在籍していた科
  • 4.経歴として書いてあるCertificate(終了証)5.学会の認定医かどうか
  • 5.学会の認定医かどうか

になります。

ポイント1.歯科医院の標ぼうって何?

現在、厚生労働省の「医療広告ガイドライン」で掲げて良い看板は4つだけです。

・歯科
・小児歯科
・矯正歯科
・歯科口腔外科

広告可能な診療科名の改正について – 厚生労働省

これらを組み合わせて使用するのは良いのですが、この他の科目については「広告」とみなされる為、看板やHPにも記載できなくなりました。

予防歯科や審美歯科ももう使えないのです!!

2018新医療広告ガイドライン

2018年6月1日より、新しい医療広告ガイドラインに変更となりました。

消費者の私達はこちらが分かりやすく書かれてあります→改正医療法による医療機関の ウェブサイト等の広告規制

この事により、HPについても広告とみなされるように変わった為、今までHPにあげても良かった情報に規制がかかっています

正直に言うと、とても本当とは思えないものや、調査の実態があきらかでないものも中にはあったので、そのような広告が消えるのは良いのですが、情報量が少なくなってしまうという難点はあります。

①医師略歴中の専門医や学会の表記
②自由診療の価格を明示する
③Before After画像の記載について
④正式に認められていない標榜科目を掲載していないか
⑤○○専門外来という表現を使っていないか
⑥アンチエイジングという表現を使っていないか
⑦病人が回復して元気になる姿のイラストを使っていないか
⑧患者の体験談の紹介をしていないか
⑨著名人が治療を受けている旨を表示していないか
⑩雑誌や新聞で当院が紹介されましたという表示をしていないか
⑪SNS、blogも対象になる
これらが、規制の対象になった為、情報の精査が難しくなったという面もあるのです。

Wevery! 【2018年版】医療広告ガイドライン気をつけることまとめ

これらを踏まえた上で、チェックしてほしい項目をお伝えします。

ポイント2.歯科医療にもお医者さんのように内科、外科、耳鼻科などのように詳細に分かれている

これは昭和大学の診療科です。全部で23科目‼

昭和大学歯科病院

地域連携歯科  総合診療歯科  歯周病科  歯内治療科  美容歯科 補綴歯科  顎顔面口腔外科  口腔腫瘍外科  矯正歯科 矯正歯科 高齢者歯科 インプラント歯科 障がい者歯科   口腔リハビリテーション科 顎関節症治療科  歯科放射線科  歯科麻酔科  臨床病理診断科  インプラントセンター  お口の健康センター  歯科ドック  スポーツ歯科外来 

昭和大学歯科病院 診療科のご紹介(Directory of Clinics)

※昭和大学が一番分かりやすく掲載されていたので参考にさせていただきました。

このように詳細に分かれています。

簡単に言うと、虫歯治療、詰め物、歯周病、予防、入れ歯、根っこの治療、インプラント、外科手術、麻酔、診断学などなど本当に複雑です。

歯科大学では一般的な教育が終わると自分の好きな科に在籍して深く学ぶというのが私がよく知っている先生のパターンです。

ですので、たくさん勉強した科目は得意な傾向にあると思います。

また、卒業後に留学や、勉強に励み、その分野での技を極めている先生も多数いらっしゃいます。

ですので、その部分に注目して選んでみましょう。

ポイント3.先生の大学と、在籍していた科

HPなどに、先生の出身の大学と、在籍していた科が書いてあります。

電話で聞いても、教えてくれる情報ですので、知りたい場合は聞いてみてください。

在籍していた分、他の科よりも長く勉強しているハズです。

また、ここに先生の卒後の経験も入ってくるので、それは次の項目をみてみてください。

ポイント4.経歴として書いてあるCertificate(終了証)

病院の壁などに額に入れられて飾られている証書をみたことはありませんか?

これはその勉強に、しっかり時間を費やしましたという証明書です。

卒後にどのような勉強をしていたかが分かります。

ただ、ここの部分は学会などの認定医よりも、受講すればすぐに取得できるものなどもありますし、本当に権威のあるものかは分からない部分もあります。

が、今回の広告ガイドラインの改正により、あまりに根拠がない団体のものなどを掲げていると処罰されることになったので、すこし安心です。

興味があれば団体などの情報も詳しく調べてみてください。

ポイント5.学会の認定医かどうか

歯科の学会というのもたくさんあります。

これも会員になっていれば良いという訳ではないのですが、学会に入ってまで学びたいという先生は、勉強熱心な場合が多いと思います。

そして、認定医となると何らかの試験がある場合が多いです。

学会の創立年や、会員になる方法なども調べてみると、その学会が信頼できるかどうかが確認できます。

WHOTE CROSS 歯科学会一覧ページ

まとめ

今回は簡単に歯科医院の診療科目についてお伝えしました。

知っておきたいポイントは5つです。

  • 1.歯科医院の標ぼうって何?
  • 2.歯科医療にもお医者さんのように内科、外科、耳鼻科などのように詳細に分かれている
  • 3.先生の大学と、在籍していた科
  • 4.経歴として書いてあるCertificate(終了証)
  • 5.学会の認定医かどうか

になります。

参考にして、自分に合った歯科医院を選んでください。

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壱原裕子 歯科衛生士歴18年、歯科コンサルタント、歯科カウンセラー、ライフスタイルコーディネーター。 一生、笑って、美味しく食べられる、健康寿命を延ばす!!をモットーに患者さんと歯科医院のお手伝いをしています。
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