歯科医院での面接の時に双方が気をつける事3つ 人事配置の時にも役立つ お悩み相談
面接は大変です。
今まで色んな歯科医院で面接に携わってきた経験から、3つアドバイスさせて頂きます。
これは、人事配置をする時にも知っておくと参考になる知識です。
お悩み
40代歯科医師 採用面接の時に何を気をつけたら良いか?
今まで30人ほど、歯科衛生士を雇ってきたのですが、私が気をつけている事以外で何かあれば教えてください。
まったく上手くいきません
40代歯科医師
先生が気をつけている事
1.清潔感 身だしなみ
ジャケットを着ている、タバコを吸わない ネイル お化粧清など潔感が大事
2.自主性
「何でもやります」というのは自主性がなく、仕事をしてくれない
ポイント①自主性について
私はここは、本人と先生との相性だと思っていて、自主性がある人の方との方が仕事が上手くいく先生と、そうでない先生がいます。
自主性がある人に、ルーティンばかりさせてもストレスが溜まる
多分、先生の治療なんかにも、チラホラ意見を言ってきます。
自主性がある=しっかりとした自分の意見があり、それに従って行動している人が多いと思います。
言い方はその人によりますが。
歯科衛生士に意見を言われたくない、歯科医師、部下に意見を言われたくない、上司の方をたくさん知ってます。
あなたはどのタイプでしょうか?
何かを新しく始めたり、企画するのは自主性がある人のほうが得意です。
ただ、得意な事しかしない人もいます。
自主性のない人は、ルーティンが得意
先生や先輩の指示にしっかり従います。
指示の出し方が適切だと、かなりのパフォーマンス生む可能性もあります。
指示の出し方にコツは必要ですが、上司の使い勝手の良い部下はこのタイプです。
ただ、このタイプは言われた事しかできません。
臨機応変力を求めてはいけないのです。
このタイプを間違って「リーダー」に抜擢すると大変な事になります。
「職場やチームの目標を達成するために他のメンバーに及ぼす影響力」と定義しています。つまり、集団が前進することに自分から貢献する行動であれば、すべてがリーダーシップであるということです。
Science shift すべての人に「リーダーシップ」が求められる時代。リーダーシップがある人・ない人の差
歯科医院や企業で、人を採用する時、配置する時に知っておきたい基本だと思っています。
だから、どちらが良いという訳ではありません。
人には得意と不得意があるので、そこを理解することでお互いにストレスが少なく働くことができます。
歯科医師やチーフ、上司の人を扱う能力によると思いますし、人を見る目が大事です。
人を雇う前に自分はどちらを今求めているかを考えなければいけません。
ポイント②身だしなみ
相談してくださった先生の言うように「身だしなみ」は大事ですし、そんな当たり前の事は書きません。
ポイントは「髪の毛」と「爪」です。
かなりの確率で手入れがてきていない=自己管理がずさんな方が多いです。
髪の色をとやかく言うなんて時代錯誤だと思うので、赤とか緑でなければ良いと思います。
ただ、髪の毛は痛んでいたり、パサついていたりすると、途端に清潔感がなくなります。
爪は歯科衛生士なら、短いのは当たり前ですが、ネイルオッケーの就職先でも、手入れがされていないただ伸びた爪は、清潔感がありません。
身だしなみを整えることのメリット
第一印象で好感を持ってもらえる
メラビアンという心理学者が唱えたメラビアンの法則では、人は初対面の相手を93%は見た目で判断していると発表しています。
マナラボ 身だしなみを整えることの意味 チェックポイントを交えて解説
ポイント③面接というのは、歯科医院(企業)とのお見合いです。
お見合いで猫をかぶっても、後でバレます。お互いに。
どんなに病院の良い部分ばかり誇張しても、病院の状態は3日働けばでバレます。
そして、部下は上司の事を3日で見抜きます。
受ける側も同じです。
面接では、自主性や、出来る事、などについて聞かれると思うのですが、面接では本当に思っている事、出来る事を話した方が良いです。
そこで頑張りすぎたり、できない事をできると言ってしまっては、職場でずっと無理をしなくてはならなくなります。
だから、
だから、雇う側も選んでいると思うのですが、雇われる側も相手を吟味するのが、面接です。
まとめ
面接時に気をつける事3つポイントは
- 自主性
- 身だしなみ
- 猫をかぶらない
になります。
相談してくださった先生ありがとうございました。
みなさんも、参考にしてみてください。
10年で30人もスタッフが入れ替わるのは、面接の方法でなく、病院自体に何か問題があるかと思います。
そちらを解決してから、新しいスタッフをお迎えすることをオススメします。