口から健康をプロデュースする歯科衛生士・歯科コンサルタント 壱原裕子のブログ

勉強会と練習を強制しては意味がない訳

壱原 裕子
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壱原 裕子
壱原裕子 歯科衛生士歴18年、歯科コンサルタント、歯科カウンセラー、ライフスタイルコーディネーター。 一生、笑って、美味しく食べられる、健康寿命を延ばす!!をモットーに患者さんと歯科医院のお手伝いをしています。
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今回はみなさんからよく頂く

「勉強会に参加してくれない」

「自主的に練習してくれない」

「勉強してくれない」

についてのご質問にお答えしたいと思います。

ポイントは

  • 1.世代別の「価値観」の違い
  • 2.パーソナルプロジェクト
  • 3.好きでやっている人には絶対に勝てない訳
  • 4.今から時代を担うミレニアム世代は…
  • 5.ミレニアム世代の次はZ世代

の5つになります。

これは歯科の業界に限ったことではないと思います。

お子さんに勉強して欲しい人

仕事で後輩や部下に自ら率先して自分の技術を磨いてほしいと思っている方

色々な場面で役に立つ事だと思います。

1.世代別の「価値観」の違い

一言にモチベーションと言っても…

ひとそれぞれにモチベーションになる「価値観」は違います。

年代別に大まかに分けると

70代以降の価値観は『食べ物』

食べ物に苦労して育った世代なので、食べるために働いてきたのがこの世代です。

40代後半〜60代の価値観は『お金』

この世代になると食べ物に困る事はなくなり、次の価値としてお金を大切にしています。

バブル景気もこの世代です。

食べ物の心配よりも、お金の心配をするようになったのはこの世代です。

20代〜30代の価値観は『存在』

この世代は「食べ物」にも「モノ」も溢れた世代です。

そして、「お金」を重要視する世代に育てられてきたので、「お金」に対する執着よりも、「存在」「自己実現」に重きを置く価値観にシフトしてきました。

「人とは違う」「個性」、「意味」を大事にするのがこの世代です。

これを踏まえ、相手のパーソナルプロジェクトと掛け合わせた所に相手のモチベーションが発生する訳です。

2.パーソナルプロジェクトとは?

日常的に追い求めている事です。

これは自分にとって価値のある行動でもあります。

一人の人に平均して15くらいあると言われています。

これは、できれば生涯をかけて取り組んでいるプロジェクトだと良いのですが、すぐに思いつく人も少ないと思います。

できるだけ詳しく、状況や内容を聞きます。

パーソナルプロジェクトについての詳しい記事はこちら↓

良いスタッフに働き続けてもらう為にすることは?実は一つだけだった⁈「パーソナルプロジェクト」についてサクッとわかるポイント5つ

3.好きでやっている人には絶対に勝てない訳

上の二つを考えているとわかると思うのですが…

「誰かに指示されてやっていること」

「自分が好きでやっていること」

「知りたくてやっていること」

では格段に差がつきます。

Graves adds that creating a sense of purpose can help drive employee motivation as well. “Once you can get everyone connected to a purpose in your business and everyone is behind it, then that is the most powerful thing you can do.” He adds, “That, I think, is the secret sauce.”

Korn Ferry The Battle For Motivation

グレイブス氏は、目的意識を生み出すことは、従業員のモチベーションを高めるのにも役立つと付け加えています。

「誰もがあなたのビジネスの目的に結び付けられ、誰もがその背後にいるとしたら、それがあなたができる最も強力なことです。」

「それが秘密のソースだと思う」と彼は付け加えた。

「内発的モチベーションを持った人が、上司の命令で動く人と戦えば、前者が勝つ公算が強い」

なぜ好奇心が課題意識に勝つのか

外から誰かに指示されてやったことは全く生産性がなく

時間を無駄にするだけということです。

歯科医師の方から本当にこのモチベーションのご相談を受けるのですが

ハッキリ言って、仕事に「意味」「目的」を与えられなければ

「モチベーション」なんてあがらないのです。

ただの数値目標を掲げれられも、本人の「達成感」だけに頼っていては続かないでしょう。

4.今から時代を担うミレニアム世代は…

今、精力的に働く世代は「目的」「存在意義」を大事にしている世代です。

「ここで働くことの意味」

「この仕事の意味」

「勉強する意味」

を一緒に考えることこそモチベーションを上げる一番の近道だと思います。

あなたは相手にそのような「理由」を与えているでしょうか?

5.ミレニアム世代の次はZ世代

これまでの世代と違い「簡単で手間がかからない」といったイメージを嫌います。

これは、ほぼ生活をするのに「困る」ことがなくなり、インターネットにより情報を得ることが当たりますになったからです。

「完璧でない世界で、自ら問題意識を持って生活すること」

「誰もが目指すべきスタイル」など存在しない=「自分らしさ

をミレニアム世代よりもより求める傾向が強いのです。

より強制的に「勉強会」や「練習」を強いれば、反発されることは目に見えますし、彼らは「自分らしくない職場」にはすぐに見切りをつけるでしょう。

それをもう実感されている先生は多いかと思います。

今後、Z世代を雇う側は彼らを柔軟に受け止め、自分の医院に貢献させられる形を考えなければいけないでしょう。

それが時代に合わせて進化できる歯科医院になると思います。

まとめ

「勉強会と練習を強制しては意味がない訳」についてお伝えしました。

ポイントは

  • 1.世代別の「価値観」の違い
  • 2.パーソナルプロジェクト
  • 3.好きでやっている人には絶対に勝てない訳
  • 4.今から時代を担うミレニアム世代は…
  • 5.ミレニアム世代の次はZ世代

の5つになります。

そんなに簡単にモチベーションが上がるなら世界各国の研究者がこぞって研究する訳はないのです。

最低でもこの「世代による価値観」と「パーソナルプロジェクト」は知っておいたほうが良いと思います。

これはスタッフだけでなく、患者さんにも共通のことです。

診療室で活用してみてください。

これからの時代を生き残るために…

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壱原裕子 歯科衛生士歴18年、歯科コンサルタント、歯科カウンセラー、ライフスタイルコーディネーター。 一生、笑って、美味しく食べられる、健康寿命を延ばす!!をモットーに患者さんと歯科医院のお手伝いをしています。
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